「新しい住まいは、モデルルームのような空間にしたい」「おうち時間を快適にするため、家具を一新したい」そんな理想の暮らしをイメージしつつも、いざ家具ショップに行くと何から選べばいいか迷ってしまう方も少なくないのではないでしょうか。
そんなときに頼りになるのが、家具のプロフェッショナルである店舗スタッフです。今回はファニチャードーム・コラム編集者が、ファニチャードーム本店で「インテリア相談」を体験。インテリアの悩みや家具選びのポイントをアドバイザーのスタッフに聞きながら、店内をまわる様子をレポートしていきます。
カスタマーセンターで図面を見ながら、必要なアイテムやレイアウトを確認
ファニチャードーム・コラム編集者
今回インテリア相談を体験するにあたって、スタッフに事前に伝えた情報は以下の通りです。
- 間取り…3LDK
- 家族構成…夫、自分、子(男・4歳)
- 好きなインテリアタイプ…北欧テイスト+和
ファニチャードームでは、商品と売り場を知り尽くしたアドバイザー(店舗スタッフ)に相談する方法と、インテリアコーディネーターへ相談する方法があります。
インテリアコーディネーターへの相談は完全予約制です。アドバイザーには予約なしで気軽に相談できますが、予約しておいた方がスムーズに案内が可能です。いずれも無料サービスなので、都合や相談したいことに合わせて活用してみましょう。
事前に予約をした場合は、1階にあるカスタマーセンターで受付をします。
ヒアリングやシート記入で、相談内容や希望のアイテムを共有
まずは「お引っ越しですか?」「新居の図面はお持ちですか?」「どのようなアイテムをお探しですか?」など、大まかなヒアリングからスタート。
その後、9項目の簡単なアンケートを記入します。
- 家族構成
- 住居環境
- お申し込み動機
- ご相談内容
- ご購入予定時期
- お引っ越し時期
- お好きなインテリアスタイル
- 検討中のインテリア用品
- コーディネートに関してのお悩み・ご要望
ファニチャードームでは、ご相談に来られる方に、アンケートをご記入いただくことになっています。直接スタッフにご相談いただく場合にも、お客様がきちんと納得して、満足していただけるアイテムをご提案するために、まずはお客様の住まいのことやご希望をお伺いしていきます。
記入した内容を確認しながら、お客様と一緒にイメージや要望を整理していきます。このようなプロセスを通して、お客様の家具・インテリアへの想いがまとまっていくのです。
図面にシールを貼りながら家具の配置をアドバイス
図面を見ながら、ソファやテーブル、ベッドなどを描いたシールを貼っていきます。このシールは、1/50サイズで家具をかたどったもの。実際の部屋に配置した場合と、ほぼ同じ原寸比になるように作られています。
部屋に家具を置いたときのバランスや動線を考えながら、具体的なサイズや配置を確かめられるので、インテリアのイメージがグッと湧きやすくなります。
スタッフによると、「実際の部屋に置いたときの配置イメージや、生活アイテムが増えた後の想定もしておきたいところ。図面があれば、このシールを使って余白や動線も確認できるので安心ですよ」とのこと。
シールを貼りながら、いくつかレイアウトのパターンを提案してもらいます。
■レイアウト案の一例
(A)ダイニングテーブルを置き、リビングにはL字形の大きめのソファを配置。収納付きのテレビボードを備えた、スタンダードなスタイルです。
(B)ソファタイプのダイニングセットにすることで、食事とくつろぎスペースを兼用。リビングスペースにはカーペットやビーズクッションを床置きすることで、広々スペースを確保できます。お子さまが安心して遊べるのはもちろん、ロースタイルにすることでリラックス感が増すレイアウトです。
(C)最近は大型のテレビを求められる方も多いので、ソファの代わりに1人ずつ座れるパーソナルチェアをセレクト。小さなサイドテーブルをレイアウトすれば、まるでシアタールームのような、くつろぎの空間を演出できます。
ソファ、テレビボード、ダイニングセットなど核となるアイテムを選ぶ
ファニチャードーム・コラム編集者
今回は(A)のプランをベースに家具選びを進めることにしました。プランに沿った家具を選ぶときも、アドバイスがもらえるので安心ですね。
大まかなプランが決まったら、売り場へ移動しアイテムを見ていきます。まずはリビングの核となるソファ選びからスタートです!
ソファ選びの第一歩は、部屋全体のテイストや色味から
ナチュラル系、モダン系、北欧系、ヴィンテージ系など、ファニチャードームには多種多様なソファがずらり。自分好みのテイストに合わせて、色や形、張地までさまざまなアイテムがそろいます。
まずは好みのテイストに合わせて、部屋全体のイメージカラーを決めます。基調色を含めて3色くらいに抑えるといいでしょう。ソファの色は部屋のイメージカラー、もしくは相性のいい色を選びます。
お子さまがいらっしゃる場合は洗い替えのできるカバーリングタイプ、ペットを飼っている場合は引っ掻きに強いペット対応タイプなど、機能性で絞り込むのもポイントですよ。
ユニットタイプのテレビボードなら、収納力や金額に合わせて組み合わせOK
テレビボードには、壁掛けテレビを囲むような壁面収納タイプや、装飾的な壁材などを生かしたいときにおすすめのローボードタイプなど、用途に合わせて選んでいきます。
壁面収納のテレビボードは組み合わせ自由のユニットタイプ。収納力や予算に合わせて組み合わせが選べます。こちらもシールを使いながら各パーツの組み合わせ方を説明してもらえるので、具体的なレイアウトをイメージできますね。
ダイニングセットは、木の種類や脚を選べるセミオーダーがおすすめ
ファニチャードームではサイズや形だけでなく、木の種類や仕上げの塗装の種類、テーブルの天板と脚部分の組み合わせなど、細かい部分まで選べるセミオーダータイプが人気なのだそうです。
「木目の素材感を楽しみたい」「メンテナンスしやすい塗装がいい」「床材や部屋のテイストに合ったテーブルを選びたい」といった、ダイニングの理想も叶えられるでしょう。
また、天板の形状を選べる商品もありますので、子どものいる家庭でも安心できる、角が丸いデザインもお選びいただけます。家族構成やライフスタイル、用途に合わせてオーダーできるのはうれしいですね。
失敗しない一番のコツは、インテリアのプロに相談すること!
実際にアドバイザーに相談してみて気づいたことは、家具選びやインテリアコーディネートで失敗しない一番のコツは“プロに相談すること” 。的確なアドバイスのもと、一つひとつのアイテムを決めていくと、イメージしていた空間へ着実に近づいていることを実感できて、ワクワクがとまりませんよね。
家具選びについてアドバイザーのスタッフは、「ソファやテレビボード、ダイニングセットなど、買い替えが難しい大型の主要な家具は、シンプルで飽きのこない物を選ぶのがおすすめ。カーテンやラグなどのテキスタイルで色の変化を楽しみ、照明などの小物アイテムで遊び心をプラスするのもいいですよ」と話してくれました。
ファニチャードームにはカーテンやラグ、照明などの小物にいたるまで、インテリアに欲しいアイテムが豊富に揃っているのもうれしいポイント。1日ですべて決めるのもいいですが、何日かに分けてじっくりと選ぶのもいいかもしれません。
家具選びやインテリアコーディネートで悩んでしまったら、プロの店舗スタッフに一度相談してみてはいかがでしょうか。
■執筆者プロフィール
ファニチャードーム・コラム編集者
ファニチャードーム・コラム編集者が、多彩なラインアップとお客様に寄り添ったサービスを兼ね備えた「ファニチャードーム」の魅力をお届け!家具や雑貨を、お求めになるために「ファニチャードーム」に来ていただけるお客様にとって、役に立つ豆知識や家具の選び方、インテリアコーディネートのコツをお伝えしていきます。